今さら聞けないビジネス敬語

初めに

ビジネス敬語、正しく使えてますか?
正しいか間違いか、ということを気にせず使っているビジネス敬語もあるかもしれません。
そもそも、正しいかどうかは私が決める、という人もいるかもしれません。
今回は、普段何気なく使っているビジネス敬語が相手に失礼なものになっていないか、気になったので調べてみました。

 

間違いやすいビジネス敬語

了解しました
〇承知いたしました/承知しました/かしこまりました
✕了解いたしました

これはよくある間違いです。
書いた人は相手に失礼なものだとは思わずに使っていました。
以前の会社の先輩が、役職ある上司に対しても使っていたので、何とも思わずに口でも、メールでも使っていました。
ある時別の会社で注意され直すことが出来ましたが、最初は「かしこまりました」なんて接客業でもないのに堅苦しいなあと思っていました。
ですが今や「了解しました」にゴリゴリの違和感を覚えるほど「承知しました」が染みつきました。
「了解しました/了解いたしました」は、親しい友達のような間柄では問題ないようですが、仕事においてはなるべく使わないよう統一したほうが良いかもしれません。

お休みを頂いております
◯休みをとっております/休暇で不在にしております
✕お休みを頂いております

つい使ってしまいがちですが、よく聞くこの表現もビジネス敬語としてはNGとのことです。
電話応対で特にやってしまいます。
休暇は問い合わせてきた相手が与えているのではなく、会社が与えるものなので、「頂く」という表現は矛盾しています。
使う人が多い表現ですが気を付けていきたいビジネス敬語です。

~させていただく
〇~いたします/~しております
✕~させていただきます

これもよくある表現で、この使い方が正しくないということも分かっていながらつい使ってしまいがちです。
最悪の場合、相手に不快感を与えてしまうため、「~いたします/~しております」等の表現に言い換えて使うよう気を付けていきましょう。

参考になりました
〇勉強になりました
✕参考になりました

相談を持ち掛けた際のお礼にパッと使ってしまいそうな表現です。
「参考になりました」は、「考えを決める際に参考程度に足しにする」という意味になってしまうそうで、印象があまりよくないです。
「勉強になりました」も言い方によっては相手に失礼になりそうな気もしますが、少なくとも「参考になりました」よりは正しい表現のようです。

すいません/すみません
〇申し訳ございません
✕すいません/すみません/ごめんなさい

単純に謝罪するときのほか、声をかけるときにも使う使用頻度の多い言葉ですが、ビジネス上は避けたほうが良い言葉です。
不注意でぶつかってしまったときなど、咄嗟に出てきてしまうような場面では仕方ないと思いますが、仕事のうえで謝罪する場合は「申し訳ございません」を意識して使ったほうが良いでしょう。
声をかけるときには、「お仕事中に恐れ入ります」とう言い方もできます。

 

終わりに

使用頻度が高そうなビジネス敬語を調べてみました。

堅苦しい言葉を好まない人もいると思います。
お客様やお取引先でも、親しくなるにつれ言葉もくだけた表現を選び、話しやすくなり、それが親密度の現れになるものだと思います。
とはいえ、間違い表現を使うよりは正しい表現のほうが良いでしょうし、初対面のイメージというのは重要だと思います。

正しく使えていた人は、他に新しいビジネス敬語を調べてボキャブラリーを増やしていくのも良いと思います。
そうでなかった人は、ぜひ一度、正しいビジネス敬語が出てくるよう意識付けをしてみてはいかがでしょうか。

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