自家製マインクラフトサーバーのススメ(公開編)

こんにちは、NTです。

前回の(構築編)に引き続き今回は公開編をご紹介していこうと思います。
既にローカルネットワーク(自宅)内から自分で構築したワールドへ
入ることが出来ているのが前提となります。

ここで言う「公開」というのは、
自身で作成したマイクラサーバーを世界中へ公開し、
友人たちに自分のワールドへ遊びに来てもらうことを意味します。

目次

  1. DDNSを用意
  2. ファイアウォールを設定
  3. ポート開放を設定
  4. マインクラフトサーバー設定を修正

 

1. DDNSを用意

いきなり単語が出てきましたが、DDNSというのはダイナミックドメインネームシステムの略で
動的に割り当てられるIPアドレスと、そのホスト名の対応を、動的に登録・管理する仕組み。
要は、ルーターの再起動とかでIPアドレスが変わってしまっても、
独自のドメイン名で運用することで利用者側は特に意識せず使用することが出来る仕組みです。

最近は無料でDDNSが使えるサービスも多々あるので、使いやすそうなサイトの物を利用してみてください。(No-IPとかDDNS Nowとか)
私はMyDNS.JPさんを愛用しています。
一通りの登録が完了して、自身のIPアドレスで更新をかけると、
登録したドメイン名と自身のIPアドレスが紐付くこととなります。
※注意点として1週間、1ヶ月とIPアドレスの更新が無いとアカウント自体削除されることもあるので
IPアドレスの更新は1日1回くらいは行うようにしてください。
私のマイクラサーバー内では以下の様なshellスクリプトを1日1回、回しています。

 

2. ファイアウォールを設定

Ubuntuの標準機能である、ufwコマンドを使用します。
以下の様にマインクラフトで使用するポートを開けてあげましょう。
※デフォルトが19132なので、セキュリティ面でも違うポートを使用するようにしましょう。
今回は34681を使用します。(OSが使用していないお好きな数字で大丈夫です)

3. ポート開放を設定

実はここが1番利用環境に寄って設定方法が左右するので、ググる力が必要です。。。
利用している無線ルーターの設定画面でポート開放を行う必要があります。
※「ASUS ポート開放」などで調べてみてください。

今回は自宅のASUSルーターを元に解説していきます。
基本的にプロトコル、外部ポート、内部IPアドレスが分かっていれば、
どこのメーカーでも同じような内容を入れれば設定は可能です。
ポートフォワーディングの設定方法

前回構築した、サーバー本体のIPアドレスを192.168.11.100で固定してあると想定します。
その場合は、以下の様な設定方法になります。
これにてインターネットからDDNSを通して、自宅の自作マイクラサーバーの34681番ポートまで
通信することが出来ることになります。

 

4. マインクラフトサーバー設定を修正

前回でも説明したserver.propertiesという設定ファイルを修正します。

まずは、ポート番号を変えたのでserver-port=34681としてください。
サーバー自体の余裕があればview-distance、tick-distance、max-threadsを増やしても良いです。
特定ユーザーしか入って来れないようにするためにwhite-listは必ずtrueにしてください。
設定方法はminoryさんの記事を参考にしてみてください。

ここまで来るとワールドに入るだけです!
自分はローカルネットワーク内なので、192.168.11.100:34681でアクセスし、
友達たちにはDDNSで作成したアカウントドメイン:34681でアクセスしてみてもらってください。

 

楽しいマインクラフトワールドを!

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