基本設計ってなんだ?~教育委員会~

こんにちは、Takeuchi@教育委員会です。
今回は設計について触れてみようと思います。

設計といっても、基本設計・画面設計・IF設計・詳細設計と様々な設計があるわけですが
今回は基本設計についてスポット当ててみようと思います。

基本設計はエンドユーザから受けた要件を仕様書に纏める作業がメインになるわけで、
エンドユーザとの仕様の調整や決定はここで作る基本設計書をベースに行うことになります。
そのため、基本設計書はユーザが理解できるように言葉や図で表現することが大事です。

なぜなら、エンジニアはシステムに精通しているので専門用語を使ってしまいがちですが
エンドユーザはシステムに詳しくないので、専門用語を使っても理解してくれない事が多いです。
また、言葉だけでは齟齬が生まれやすいので図にすることで齟齬をなくす事も必要です。

なんで、エンドユーザが理解できるように記載するかというと・・・
「基本設計書に書いてあること=システム化する必要があるもの」
「基本設計書に書いてないこと=システム化しなくていいもの」

これを営業面から見るとこうなる
「基本設計書に書いてあること=最初の契約金で対応するもの」
「基本設計書に書いてないもの=基本設計確定後に記載する内容は別途お金を要求するもの」

基本設計書の内容があいまいだと後々揉めることにもなりますし、
エンジニア・営業ともに大きな痛手になりかねません。
だって、後から仕様を変更されたらエンジニアは作業が増えるし稼働も上がってしまいます。
営業だってエンジニアの作業が増えることで会社の利益が減ってしまいます。

コーディング途中で要件変更が入りなかなか稼働が落ち着かない案件は
最初の基本設計書がまずかったということになります。
ユーザが納得した基本設計書を作成しておけば、設計変更になることはすくないので。

基本設計で大事なことを簡単にまとめると
・何をシステム化する必要があるのか纏めること
・エンドユーザが理解できるように記載すること

次は基本設計書の中身について触れてみようと思います。

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take0089

システムの運用、改善、案件対応と幅広くやってる何でも屋
言語はPHP、Java、C#をメインにしつつ最近はPythonも勉強中

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By take0089

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