どうもこんにちは。古家です。
引き続き読書会を開催しています。
題材としては「デザインパターンとともに学ぶオブジェクト指向のこころ」です。
事前準備(一応途中参加も受け付けております。外部からの参加も全然OKです)
- appear.inにて参加(参加希望の方はfuruya0102@growth-and.comまでご連絡ください)
- 音声通話の準備(マイクとヘッドホンの準備。ヘッドセットがあれば楽です)
- 課題図書の購入 (オブジェクト指向のこころ)
- 範囲の理解
大まかな流れ
- 全員が事前に範囲を読んでおく(この時、わからない点や思ったことをメモっておくと良い)
- 説明役を一人決め、その説明役が当日説明をする
- 次の日時、範囲、説明役(及び説明代理)を決める
- ブログに参加者、範囲、レビュー等の情報を掲載
今回の読書会範囲
- 第8章 視野を広げる
読書会参加者
- 古家
- 玉尾
- 清水
- 樋口
今回の感想
今回は説明者は古家がやりました。
今回大阪から清水さんが参加してくれることになりました!ありがとうございます!
本来9章のStrategyまで進む予定でしたが、会話が弾んでしまい(脱線ともいう)8章までです。
予定は消化不良に終わりましたが、本来書籍を通して感じたことなど会話がメインですし、むしろいい兆候かなと思います。
第8章 視野を広げる
この章ではオブジェクト指向というものがどういうものなのか?というのを従来の考え方と比較して考察します。従来の考え方というのは、オブジェクト指向プログラミングを学習し始めた人たちが誤解しがちな事柄のことです。本章ではオブジェクト、カプセル化、継承などが説明されていました。
その誤解されているものの説明はそれぞれ
- オブジェクトはデータとメソッドをまとめたものである
- カプセル化とはデータを隠ぺいすることである
- 継承は基底クラスのメンバを再利用するためのものである
と認識しがちということのようです。
これらは確かにそうなのですが、表面的な機能にすぎません。
継承が再利用できるだけのものだと思い乱用するとプログラムは大きな泥団子となり、オブジェクトはデータとメソッドのまとまりだという認識でいると修正は多岐クラスにわたるようになります。
この章ではこれ以外にもアジャイル開発とデザインパターンの比較検討。共通性と可変性の分析など色々な概念が登場してきて濃い内容となっていました。
次回からは引き続きこれらを念頭にデザインパターンに立ち戻る章になりそうです。
次回について
次回は7月2日になります。対象範囲は9章のStrategyパターンと10章のBridgeパターンで説明を清水さんに行っていただく予定です。