どうもこんにちは。古家です。
引き続き読書会を開催しています。
題材としては「デザインパターンとともに学ぶオブジェクト指向のこころ」です。
事前準備(一応途中参加も受け付けております。外部からの参加も全然OKです)
- appear.inにて参加(参加希望の方はfuruya0102@growth-and.comまでご連絡ください)
- 音声通話の準備(マイクとヘッドホンの準備。ヘッドセットがあれば楽です)
- 課題図書の購入 (オブジェクト指向のこころ)
- 範囲の理解
大まかな流れ
- 全員が事前に範囲を読んでおく(この時、わからない点や思ったことをメモっておくと良い)
- 説明役を一人決め、その説明役が当日説明をする
- 次の日時、範囲、説明役(及び説明代理)を決める
- ブログに参加者、範囲、レビュー等の情報を掲載
今回の読書会範囲
- 第二章 UML統一モデリング言語
- 第三章 柔軟なコードを必要とする問題
読書会参加者
- 古家(グロースアンドコミュニケーションズ株式会社)
- 玉尾(グロースアンドコミュニケーションズ株式会社)
- 井上(ライジングサン企画株式会社)
今回の感想
今回は説明者は私ではなくライジングサン企画の井上さんにやっていただきました。
第二章 UML統一モデリング言語
本書の範囲で用いるUMLをざっくりと解説しています。主にクラス図とシーケンス図に関しての説明で、実務でも大体このあたりは押さえておく必要がある図ですね。
あとオブジェクト指向設計にかかわるような書籍ですのでそれ以外の範囲は自分で勉強しておいてねってことらしいです。
UML自体は見ている人の全員が覚えている認識で進めるのではなくあくまでもチームコミュニケーションツールとして用いるのが良いと思います(本書のスタンスもそうです)。
皆が詳細を理解しておかなければいけないわけではなく、わからない箇所等は「ノート」を使って補足すればいいです。ただし出来るだけ正確な図を心がけることも重要かと思います。
第三章 柔軟なコードを必要とする問題
著者が過去に携わったプロジェクトを使って、今後説明するオブジェクト設計方法論の問題設定を行っている章です。
CAD/CAMシステムというものを使っていくそうです。
まずは専門用語をざっと説明し、どのような問題があるかが述べられます。
CAD/CAMシステムはエキスパートシステムと呼ばれる改変が許されないシステムと連携するシステムであり、CAD/CAMシステム自体は頻繁に変更が行われます。
問題設定としては割とよくあるパターンです。
ただ問題が最初から分かっているものもあればそうではないものもあるし、これはあるあるプロジェクトですが、一例にすぎません。プロジェクト全部に適用できる銀の弾丸ではないです。
専門用語の理解やヒアリングにおける作業のほうも炎上しないためにはもちろん重要です。
ただその辺りに着手できない場合などもあると思いますし、自分の作業範囲での防衛線という意味で作り方をなるべく工夫するというのは重要かなと思いました。
次回について
次回は説明を玉尾さんに行っていただく予定です。また今回と前回はDiscordを使っていましたが、音声品質がいまいちなので次回からはappear.inにて行う予定です。こちらはフリーアカウントでは4人までしか入れませんので、また人数が増えるようでしたら考えていく必要はあると思います。プロアカウントは一か月約10ドルですね。