TechCrunchTokyo2018 参加レポート


先日の11/15,16に渋谷にて「Tech Crunch Tokyo 2018」に参加してきました。
その際の刺激を共有させていただきたいと思います。

 

はじめに

初参加です!行く前からドキドキしていました。渋谷なんて5,6年ぶりです!
最新技術が勢ぞろいするようなイベントを期待して行ってきました。が、
今回参加して感じたこととしては、どちらかというと「最新技術」<「スタートアップ」でした。

日本や海外において既に成功しているサービスの企業の方がスピーカーとして登壇したり、
スタートアップ企業の方がプロダクトのプレゼンテーションをしていました。
公式のサイトにも、当日の記事がいくつかありますので、気になる方はそちらも参照ください。
https://jp.techcrunch.com/events/techcrunch-tokyo-2018/

以下、私自身が刺激を受けたことを、述べてみたいと思います。

 

各企業のセッション

Niantic社の川島優志氏

いわゆるポケGOの会社です。
googleの社内ベンチャーからはじまった、云々からARに関してのことを話していたと思いますが、
私の心に残ったのは、会社のミッションです。
「ADVENTURES ON FOOT」
確か、テクノロジーをつかって、皆を外へ連れ出す!的な感じを受けました。
「ゲーム=引きこもる」という概念を払拭するようなミッション。健康的でもあるし、素敵です!

PayPay株式会社のハリンダー氏

私自身キャッシュレスに消極的なのですが、そろそろ過渡期の終盤といったところでしょうか。
「モバイルファースト」「キャッシュレス」といった単語が飛び交っていました。
PayPayはどんなサービスかというと、スマホとQRコード使って支払いを行うサービスですね。
この手のサービスでは、セキュリティは大丈夫なのかとか使用できる店舗が限られてしまうのではという点が心配になってしまうので、なかなか踏み出せていないですね。

dely株式会社の堀江裕介氏

言わずと知れた、レシピ動画サービスのクラシルを運営する会社です。
このセッションで気になったことは、
親会社を積極的に利用して、シナジーを得るということです。
yahooがdelyを子会社化したことで、親会社のyahooのリソースなどを有効活用しているそうです。
これは、うちの会社にも適用できるんじゃないかなと、いろいろ模索しています。
親会社というか、グループ会社を積極的に利用して、win&winになれるようなシナジーが得られれば良いですね。

パネルディスカッション(新型旅行サービス)

このセッションが、一番刺激を受けた内容でした。
スボラ旅」と「TRAVEL NOW」の両サービスを手掛ける会社の代表とのディスカッション形式で進みました。
特に後者のサービスは、「掛け」で旅行をするサービスです。
旅行いきたいけど、ちょうど今お金ない。。。給料日が来ればお金あるけど、
そのころには旅行行きたい熱が下がっている。ということを払拭するためのサービス。
基本的に、払ってくれるだろうという性善説を信じて運営しているそうです!
サービス云々の話もありつつ、後者サービス会社の代表である光本さんのお話の中で一番の刺激となったのは、以下の事柄です。
既存業界の変化は横ばいに推移することに対して、世の中はどんどん変化していくとしたときに、
そこの差分にはチャンスがあるということを説いていたと思います。
(以下、私の頭の中に残っているイメージ図の再現)
|      / ⇒世の中の変化
|    / ↑
|  /    |⇒差分にビジネスチャンス有り!
|/     ↓
L________⇒既存業界の変化
時系列⇒未来

世の中の変化を読み取りつついろんな業界にアンテナを張っていき、ビジネスチャンスをつかもう!
かくいう私も、旅行系のサービスで良いんじゃないかな?!的なアイデアが思いついたので、
アンテナ広げて、市場規模がどれくらいになりそうかなど含めて情報収集してみます。

スタートアップバトル

スタートアップバトルとして、20社のスタートアップ企業が自社のサービスや製品をプレゼンするコーナーです。
優勝した企業には100万の賞金が!
賞金よりも、良い投資家さんたちと結ばれるほうがメリット大きそうでしたね。
その中で、印象に残ったいくつかのプレゼンの感想を述べさせてもらいます。

inaho株式会社

農家の収穫をテクノロジーで効率化する。
ということで、ロボットが画像認識において形状・色などで収穫対象かどうか判断し、アームを使って収穫するという技術でした。
私個人的には、こちらに清き1票を投票させていただきました。
IT辞めたくなった時にはいつも、イチゴ農家やりたいと思っていたこともあったので。。。
たまには体を動かす仕事ってのもいいですよね!
土壌づくり~種まき~育成~収穫まで、すべてがロボットになる時代は来るのでしょうか。
農家が減少しているという社会問題の解決にも一役買える技術であることも良いですね。

株式会社Eco-Pork

豚肉の需要が供給を上回る時代がもうすぐやってくる!ので、持続可能な養豚をするためにテクノロジーを駆使していくといった内容でした。
豚バラ白菜が大好きなので、頑張ってほしいですね!

株式会社KURASERU

病院と介護施設のマッチングサービスを提供する会社です。
こちらは、介護という社会問題をスムーズにするためにもなるサービスであると感じました。

株式会社エアロネクスト

ドローン技術の課題解決のために、ソフト面ではなく、ハード面から研究・開発している会社です。
軸がぶれないドローンの開発とともに、軸がぶれないことでドローンでできることが広がることをプレゼンしていました。

株式会社MUSCA

イエバエを使った、昆虫テクノロジーに関する事業会社です。
そのビジネスモデルに衝撃を受けました。
エリートのイエバエの幼虫を使用して生ごみなどの廃棄物を分解し、分解したものは肥料となり、成長したイエバエは飼料となることで、すべての要素に置いて収入を得られるというところが、すごいなと感じました。
なお、こちらが最優秀企業に選ばれました!!おめでとうございます!

その他、現地でのあれこれ


・コーヒー飲み放題
・お茶菓子食べ放題(マカロン、チョコ、ウェハース、ポテチとか)
・ランチはサンドイッチを配布
・2日目終了後に立食ビュッフェ形式の懇親会
・JScoreに登録&初回の基本情報登録で3人お揃いのTシャツゲット!

おわりに

英語のスピーカーの方もいたので、イヤホンで通訳した声を聞きながらスピーカーの声も聴ける状態というわけもあり、頭に入ってこない場面もしばしば。。。聞き分けるって難しい。
英語のわかる同行者N氏は、イヤホン無しで聞いていましたね。さすがでやんす!
スタートアップ企業の多くは、社会問題や既存の課題に対するアンサーとしてビジネスモデルを組み立てていたので、なるほど。と納得感のあるプレゼンになっていました。
私も社会問題含め視野を広げた考え方ができるよう精進していきます。
上記に述べたこと以外にも多くのセッションやスタートアップ企業について書けなかったので、他に気にあることがあったら、懇親会の席で会話しましょう!

家に帰って戦利品の確認!

抽選で大当たりを引いてTシャツをゲットしたH氏

三人そろって、記念撮影!

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