こんにちは!
教育委員のmichiyamaです!
前回より始まった初心者が初歩的なことからいろいろやってみるこの企画ですが、
今回は電子工作の初歩をやってみたいと思います!
・今回のテーマはLチカ
ラズパイにおいて、またPythonでラズパイを制御するにおいて”Hello C World”に相当する「Lチカ」を今回はおこなっていきたいと思います。
「Lチカ」・・・おそらく「LEDチカチカ」の略でしょう(間違っていたらツッコミお願いします)。
ラズパイにつないだ回路でLED(発光ダイオード)を点滅させられたらOKということですね。
さて、簡単ではありますが、早速電子工作です!
・パーツを用意して装置を作成する
まずは、どこのご家庭にもあるこちらをご用意ください。
・ブレッドボード 1
・ジャンパーケーブル(オス・メス)2
・LED(発光ダイオード)1
・抵抗 1
・・・
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ご家庭にそんなものはない! ∧_∧ ⊂(#・ω・) / ノ∪ しーJ|∥| 人ペシッ!! __ \ \  ̄ ̄ |
まぁ、こうなりますよね。
私も前回の記事の通りラズパイを購入する時に一緒に買った工作キットの中から選別しました。
基本的に何でも入っているのでおすすめです!
(ただ内包ケーブルはオスオスとメスメスのみだったのでこれらをつないで代用)
パーツ1つ1つをAmazonでも購入できます。
では早速組んでみましょう!
簡単ですが、こんな感じです。
抵抗をかませる理由は、LEDに強い負荷がかかると壊れてしまうため、抵抗で力を消費させてLEDの負荷を軽減させるといった感じです。
なので抵抗が強ければ弱く光り、弱ければ強く光るというわけですね。
抵抗が弱すぎるとLEDはすぐに駄目になってしまうので、LEDによっておすすめの抵抗があるようですが、私は見て回ったサイトで大体10kΩを使っていたのでこれにしました。
まぁ、同じキットに入っていたものなら大体大丈夫でしょう(?)。
・まずは「Lピカ」!
「Lチカ」をする前にまずは「Lピカ」をやってみます。
点滅する「Lチカ」に対して、一切制御なく、ラズパイから電源のみを取って先ほどの回路のLEDを光らせてみよう、という感じです。
公式サイトにある図から電源が取れるところと、GNDを探します。
GNDというのはアースと呼んだのほうが馴染みがあるかもしれませんが、電気が逃げるところです。
電気は逃げるところがないと通電しないのでこういった感じで電気が通るようにします。
私は大学では工学部ですが、情報工学科で、私が電気から逃げ回っていたので、こういった基本もこれに触れて思い出すくらいでしたね。(これからが不安・・・)
そんなところで、電源が取れる3.3Vの1番とGNDの6番につなぎました。
(SDカードスロット側を上にして左上から1番、その右が2番、1の下が3番・・・)
これで電源が確保できたので、ラズパイの電源を入れれば起動と共に点くわけです。
回路図はこんな感じです。
LEDのちょっとまがっているほうがアノード(陽極)になりますので、電源側につなぎます。
それでは電源を・・・
おぉ、やりました、(一応)記念すべき電子工作成功第一号です!
・Pythonで「Lチカ」!
ついにPythonです!
LEDを制御する方法は検索すると結構出てくるのですが、Pythonの学習も掲げているので、Pythonで制御してみましょう。
とりあえず、見て回ったのサイトにあったコードを参考にさせていただき、
こんなコードを書いています。
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import RPi.GPIO as GPIO import time GPIO.setmode(GPIO.BOARD) GPIO.setup(11, GPIO.OUT) while True: GPIO.output(11, True) time.sleep(2) GPIO.output(11, False) time.sleep(2) |
ラズパイハード(GPIO)の制御ライブラリをインポートして処理のタイミングを計って対象の通電のON/OFFを繰り返している感じですね。
(先ほどの1番はコンパイラでエラーが出てしまい制御できないようだったので、接続も変更しています)
制御のライブラリはOSにプリインストールされているようで、別途持ってこなくても大丈夫でした。
では、こちらもOS内蔵のコンパイラで実行までやってしまいましょう!
(普段Windows系ばっかりなんで、”Hello C World”を思い出すなぁ・・・、このコマンドラインの感じも)
ではでは・・・
おお!LEDが点滅しているじゃないか!
(伝わらない場合は上の図を何回も往復してねっ!)
おこなっている内容は”Hello C World”レベルなんですが、当時と近い感情がわきますねぇ。
素直にうれしいものです。
・さて次回は・・・
ここまでは事前情報とそこの情報からサイトめぐってここまできましたが、さすがにそろそろ効率が・・・というか事前情報は「Lチカ」までだったので、実のところ全く道筋か見えません!
まぁ、まずは弊社の参考書支援制度で毎月3000円までの本が買えてしまうのでそれで知識を入れようかなと思います。
で、それによって次回の方針を決めたいかなと。
(間に合わなかったら何か小ネタを用意しないと・・・)
そんなわけで、読んでくれている方で、ラズパイの制御のPythonの参考になって、両方の初心者向けで、作って遊べて、ブログ記事のネタにしやすい本をご存知でしたらコメントに残してもらえると嬉しいです!
(果たしてそんな数え役満みたいな本が存在するのか・・・!?)
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!