こんにちは!
教育委員のmichiyamaです!
前回までで、LEDとスイッチのラズパイによる制御について学んできました。
そんな中、弊社の社員で読んでいただいている方に以下のような声をかけていただきまして、
「ラズパイって結局どういうことができるんですか?」
・・・なるほど。
私は何か作りたいなと思うところから始まり、ラズパイの記事を書き始めたのですが、どういったことができるのかわからないと興味もわきづらいかもしれませんね。
そんなわけで、今回はラズパイで何ができるのか、番外編として実用例をさせていただくのと、すでにお伝えしたLEDとスイッチの知識だけで作れるちょっとした私の実用案をお伝えしたいと思います!
・こんな使い方をしているようです
一つ一つの実用例を挙げようとするとなかなかまとまらないので、まずはすでにまとめてくださっているサイトのリンクを貼らせていただきます。
ご覧いただけるとわかるのですが、できることは多岐にわたり、「~をするもの」というよりは「アイディア次第でいろいろできる」という感じです。
オーソドックスな使い方としてはIoTに利用することが多いみたいですね。
例えばラズパイに赤外線コントローラ(リモコン)を付けてネットワークに接続し、外から家電を操作するリモコン・・・みたいなものを最初の目標としてラズパイに手を付ける人も多いみたいです。
あとはラズパイを何かの中継点にするだけでなく、ラズパイ自体に動力を持たせたり、スマートスピーカーのようにAIを組み込んでペッパー君のようなロボットを作ってしまうという事も出来てしまいます。
アイディア次第でいろいろできてしまうというところで、
このようにコンテストも開かれています。
さて、紹介サイトにあるような作品を見てしまうと、簡単なものを作るのでもかなり大変なのではないかと思えてくるかと思いますが、このシリーズで紹介させていただいたLEDとスイッチだけでもちょっとしたものは作れるかと思います!
・LEDとスイッチだけでちょっとした実用品
(ここで紹介するものは、実際に作れていないので、リクエストがあれば次回以降詳細を載せます)
1.ドア開閉履歴
・ドア部分をスイッチにあてるようにして、ドアの開閉でスイッチが押されたらそれをラズパイに履歴として取っておく。
・自分の知らない履歴があれば、侵入者あり。
・ついでにドアが空いているときにLEDを付けるようにすれば閉め忘れも防止できる。
簡易セキュリティ的な使い方ですね。
引き出しなんかにもつけてもいいかもしれません。
家族がいる方なんかには何か探られていないか試すことも可能かもしれません。
・・・知らないままのほうがいいなんてこともあったりしますが。
2.クイズとかの早押しボタン
・スイッチとLEDを複数用意してラズパイにつなげる
・つなげたスイッチを複数人で押し合って先に押したほうだけLEDがつく
読んだままの機能ですね。これもここまでの知識だけで作成が可能です。
ちょっとした忘年会のクイズ大会なんか開くときはちょっと便利かもしれません。
3.反射神経ゲーム
・LED一つとスイッチを複数用意。
・開始からランダムタイミングでLEDが光る。
・そのタイミングでスイッチを押し合ってその履歴を確認し、早かった順がわかる。
ラズパイだけで完結するゲームです。
意外と楽しいかなと思います、これも・・・利用は忘年会とかですかね。
・まとめ
このように(実用性の高さはともかくとして)ここまでご紹介した知識でも、目的を達成できるものを作ることができます。
すごい作品を見たからと言って、焦らずに、自分の作れるものから作っていければモチベーションも保てますし、作れるものの範囲も広がっていくと思います!
次回からはまた、ラズパイで扱えるパーツの実装方法をお伝えできたらと思っています!
今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!