マラソンの勧め

専門にやっているアスリートには怒られてしまうかもしれませんが、マラソンは何が良いって、こんなに金と手間がかからないスポーツもないと思うのでお勧めなのです。
私が初めてマラソンしようと思ったのはホノルルマラソンをテレビで見て、出たい!と思った、もう25年ぐらい昔のことでしたが、その時は外資系の12月決算の会社でPM兼営業をやっていましたので ホノルルマラソン開催の12月に休暇を取るなどと言うことは決して許されない環境でした。従って退職後に出ると誓い、2009年になってやっと溜まったマイレージで航空券を確保しての初参加でした。

スタート時の花火と参加者3万人

人生初マラソン42.195Kmを走る準備としては、家の周りの5kランから始まり、10kをこなし、次にハーフというつもりの21kmということで、当時、丸の内にあった職場から松戸の家までがちょうどその距離でしたので金曜の夕方に仕事が終わったあと家まで走って帰ったものですがその時は2時間半近くかかってしまいました。この3回の練習で十分と舐めて本番に乗りこんだのですが世の中そんな甘いものではありませんでした。ホノルルへは土曜日夜の飛行機で現地土曜の朝につき、その日はゆっくりしたものの翌日曜日の朝5:00には時差ボケ状態でのスタート。印象的なお祭り騒ぎのスタート時の盛り上がりとともに、目標の4時間台を目指して早朝は涼しい中の立ち上がり、快調に2時間ちょっとで半分まで来たのはよかったのですが、その後が地獄で日が昇るとともに暑さが増す中、又ズレ発生での流血に加え、足の裏の皮がむけ急に走れる状態ではなくなってしまい後半は5時間近くの徒歩状態。結局6時間半もかかってしまったのです。
そのあとはホテルでマックを食べて寝ているだけの一日で翌日帰国という2泊4日の悲しい初体験でしたが、あの雰囲気は一度経験すると病みつきになるもので翌年も参加してしまいました。この経験のおかげで3/11の地震で電車が止まった時も何の躊躇もなくスーツを着て走って家まで帰れたのには役立ちました。その後しばらくご無沙汰でしたが、昔の私を見ていた娘が走りたがるようになり、2017年には長女に引きずられて再挑戦、翌年は次女がこの時期にハワイで結婚式を挙げると言い出し、新郎も走るからと言って再び参戦。初参加から10年経って体力は落ちるが、又ズレ予防や勘所をつかんでいるのでタイムは大分良くなりやっと5時間台。

初参加の時の写真

そんなわけでこの時期は、私の中ではクリスマスというよりも走りたくなる時期で、この週末も荒川土手をランニングしてきました。コロナが落ち着いたらいつの日か4時間台目指してまた挑戦したいと思っています。最近は在宅が多いですが、皆さんも災害時のために一度は家まで走って帰ってみることもお勧めします。思わぬ発見もありますよ。

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