こんにちは! なかぢです。
関東では、今年初雪を記録しましたね。いやぁ~、寒さが本格的になってきて、
年末だと感じつつあります。
さて、本日のお題ですが、車好きで既に10台乗り換えている私が気になっている
自動運転技術について私なりに調べた事をお話ししたいと思います。
そもそも自動運転の定義とはなんでしょうか?
自動運転
自動運転車とは、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)が発表している6段階のレベルに分けて定義されているのが現在一般的な基準となっているようです。その定義と名称・役割については下記の表となります。
レベル | 名称 | 操作 | 走行領域 |
0 | 運転自動化なし | 運転者が全ての運転タスクを実施 | 運転者 |
1 | 運転支援 | システムが前後・左右のいずれかの車両制御に係る運転タスクのサブタスクを実施 | 限定的 |
2 | 部分運転自動化 | システムが前後・左右の両方の車両制御に係る運転タスク のサブタスクを実施 |
限定的 |
3 | 条件付き運転自動化 | システムが全ての運転タスクを実施(領域※限定的) システムの介入要求等に対して、予備対応時利用者は、 適切に応答することを期待 |
限定的 |
4 | 高度運転自動化 | • システムが全ての運転タスクを実施(領域※限定的) • 予備対応時において、利用者が応答することは期待されな い |
限定的 |
5 | 完全運転自動化 | システムが全ての運転タスクを実施(領域※限定的ではな い) 予備対応時において、利用者が応答することは期待され ない |
限定なし |
よく、テレビのCMなどで、自動ブレーキサポートなどは、レベル1の「運転支援」にあたりますね。
また、AUDIなどの最新のクルーズコントロール機能は、レベル2「部分運転自動化」または、レベル3「条件付き運転自動化」を実現しています。
国産車がこのレベル表に対してレベル4(高度運転自動化)の水準に達する想定として、一つの基準が2020年の東京オリンピックを目標にしているそうです。
(※以前、試作基板のプログラムのお仕事をしていた時、少しだけですが、カメラによる自動運転のお仕事もさせていただきました。)
余談ですが、トヨタ自動車では、自動運転レベル4の車両披露にむけて、2020年の東京オリンピックを目標にしているそうです。
この自動運転を実現するために必要な技術は、いったいどのような技術が必要でしょうか?
※なお、必要な技術として基本的なものを列挙しています。
1.ローカライゼーションおよびマッピング技術
ローカライゼーションならびにマッピングは、端的に言うと車両位置を特定する技術です。
身近なもので、GPSによる場所特定とかがありますね。あとは、高精度な地図による場所特定も含まれます。
2.パーセプション(認識技術)
パーセプションとは、カメラ、LIDAR(光を使った検出・測距技術)、レーダー、GPS(全地球測位システム)などを含む車両センサーで収集したデータとシステムから収集した情報を組み合わせ、車両の状況と周辺環境と位置関係情報を認識・判断します。これには、インフラや車両・歩行者・自転車などのあらゆる障害物の位置と動きが含まれます。
3.人工知能(AI)
さまざまなデータを総合的に集めた上で走行ルートの判断をしたり、ハンドルやブレーキに相当するアクセルなどの走行操作を扱うAIは、センサーが集めたデータやクラウド通信で取得したビッグデータなどを参考にこれらの判断を行い、適切な操縦を実現します。
開発やテストを行っている自動車メーカーは、国内だと、
トヨタ自動車や、日産自動車、HONDAが主として開発を行っているようです。
ヨーロッパでは、デイムラーや、AUDI、フォルクスワーゲン(VW)が率先して行っていますね。
※AUDIでは、自動運転レベル3は、すでに市販化されています。
また、日本で法律が変更されて適用されている、「ミラーレス化」
ヨーロッパではすでに、実現されて市販化されてますね。
その中で、感動したのがあるので、次のキーワードで検索してみてください。
「バーチャルエクステリアミラー」 ←これは、ホントに凄いです!
まとめ
自動車が初めて人々の生活に誕生したのが1769年と言われています。
自動車産業は、この約250年の間で創意工夫、技術の探求によってここまでの凄いものが出来上がった歴史だと思います。
某ドラマで非常に印象に残った言葉があります。
「自動車産業は総合産業で人々の生活を豊かにする」
まさにその通りだなぁと思いました。 様々な分野での技術の結集だと思います。
そんな素敵な分野で当事者として携わってみたいなと思いました。
ますます、面白い時代がやってくると感じました。 以上、なかぢでした。