初めに
最近、某サイトでの特定のブラウザ縛りが話題になりました。
WEBサイトには推奨ブラウザがつきものではありますが、それぞれのブラウザの特徴について、調べてみました。
(話題になった原因やその主旨についてはニュース記事等が詳しいです)
IE11とEdge
今回話題に上がったのは、某サイトからの申し込みにはIE11でなければならない、という「IE11縛り」です。
IE11はWindows8.1では標準ブラウザとして搭載されていましたが、Windows 10ではIEに代わるインターネットブラウザ「Microsoft Edge」が標準ブラウザとなっています。
(Windows10にはIE11もありますが)
Microsoft Edgeは、Webを表示するためのプログラムである「エンジン」がIEとは違います。
また、EdgeがIEより優れているとされているのは、大きく以下の通りとのことです。
- 最新の技術が使用されたWebページを素早く快適に表示できる
- 新機能を迅速に実装する拡張機能に優れている
- 他ブラウザとの相互運用性も高められている
そして、IEは開発が止まってしまっているため、セキュリティ等安全面でもEdgeのほうがより良い、ということが言えるようです。
とはいえ、IEがまったく使えないわけではないので、まだまだIEが現役、というところは多いでしょう。
その他のブラウザ
有名どころのみになりますがいくつかブラウザの特徴を見ていきます。
世界シェア1位のブラウザはchromeです。特徴としては、
- 各ブラウザの中でも高速
- 拡張機能が充実している
等が挙げられます。
書いた人はWin95からのIEっ子でなぜか「WindowsはIE!」とずっと意地を張っていましたが、ここ何年かでようやくchromeと仲良くし始めました。
また、IEが重く遅いと言われていた頃はFireFoxを使っていました。
FireFoxも拡張機能が充実していましたが、他に
- アップデートサイクルが早く、新しい技術や機能を試しやすい
という特徴があるそうです。
書いた人は、IEに比べサクサクど軽い動作やウィンドウのテーマを好きなデザインに変えられる点が気に入っていました。
最後にSafariです。
SafariはmacOSの標準ブラウザです。
特徴としては、
- 拡張機能使用できる
- macOSでの高速ブラウジング
があります。
JavaScriptエンジンが最適化されていて、Macにおいて高速ブラウジングやバッテリー持ちの良さも特徴とのことです。
書いた人はiPhoneユーザーなのでゴリゴリ使っています。調子が悪いときもあるので、chromeブラウザのアプリと併用しています。
こうして並べてみると、普通にインターネットをする分にはどのブラウザを使っても大差はなさそうです。
ただ、ブラウザを限定したサイトもありますし、海外サイトを見たいけど翻訳されてない・・・となると拡張機能が必要になってきます。
好みは人それぞれですが、状況によって複数のブラウザを使い分ける方法は知っておいて損はないかなと思います。
終わりに
今回はいくつかのブラウザの特徴について調べてみました。
調べるきっかけになった出来事に対しては、ネガティブが意見が多く、書いた人も「このご時世に・・・??」と思いましたが、なぜダメなのか?と考えるきっかけになりました。
要件定義の際にブラウザの選定もしていくかと思いますが、発注者の思いを汲みつつ、それが適当なのか、適切にアドバイスできるよう、知識もアップデートしていくことが大事だと改めて考えました。