始めに
ゲームメーカーのセガから「ぷよぷよプログラミング」なるものが登場しました。
ブラウザ上で、無料でプログラミング学習が出来るというものです。
ぷよぷよ大好きなのでネタにもなるかなと思い、この機会に触ってみました。
教材について
「ぷよぷよ」は、「対戦アクションパズルゲーム」というジャンルに属するゲームです。
上から落ちてくる「ぷよ」という物体を4つ以上同じ色でくっつけて消し、得点を競います。
「ぷよぷよプログラミング」は、そのゲームのプログラミングを体験することが出来る無料の教材です。
https://puyo.sega.jp/program_2020/
詳しいことは公式サイトにも書かれているのですが、HTML5やJavaで書かれているソースコードを「写経」して体験する構成となっています。
難易度が3段階になっていますが、違いが明確なので、挑戦したい難易度から取り組むことが出来ます。
プログラミング学習環境『Monaca Education』上にて動かせます。
インターネットが出来るパソコンがあればOSは関係ないとのことなので、比較的誰にでも始めやすいかと思います。
※『Monaca Education』の利用登録が必要となります。
※Internet Explorerでは表示されないため、Google ChromeかMicrosoft Edgeを利用する必要があります。
実際に触ってみた
先ほど述べたように、初級・中級・上級の違いはソースコードの写経量です。
今回はブログ用に体験したいため中級を選択しました。
Monacaの利用登録をし、中級を選択すると、Monaca上にプロジェクト一式が追加された状態で表示されます。
プロジェクトを開いた最初の状態です。
eclipseやVisualStudioと同じ感覚でソースファイルを開いて、コーディングを進めます。
「ぷよが上から落ちてこない」という状態からスタートして、よく知られているような横移動や回転といったぷよぷよの動きが操作出来るようになるところがゴールです。
ぷよぷよのガイドにソースコードを加える行数も丁寧に書かれているので、プログラミング初心者はもちろん、小学生も『とりあえず一人で書いてみる』ことが出来る構成になっています。
プログラムが「なぜぷよが動くのか」という専門的な説明はここでは省いて、「動かなかったぷよが、自分が入力したソースコードにより動く」という達成感と楽しみを感じることが出来ます。
学習の方向性として、このように興味を引いてから、知りたい・やってみたいという気持ちを膨らませていくことは有効的だと感じました。
Monaca上でぷよぷよ画面を見ながらソースを触れるのも良いなと思いました。
無事、私もぷよを操作可能な状態にできました(写経のみですが)。
実際のゲームと同じようにはいきませんが、遊べます。連鎖もできます。
終わりに
プログラミング教材の「ぷよぷよプログラミング」を体験しました。
プログラミング学習の導入にはピッタリの教材だと思いました。
特別な開発ツールも必要なく、無料であのぷよぷよが動く楽しさを、私はまず感じました。
そしてとてもぷよぷよで遊びたくなりました。