初めに
コロナ禍で低迷している経済活動へのテコ入れ策としてGo Toトラベルキャンペーンが予定されていますが、ITS健康保険にも旅費補助があります。
補助は年度内2回まで、1回に付き旅費の半額で、最大1万円受けることが出来ます。
この補助を受け、昨年私は札幌に行きました。
昨年の夏頃まで、申し込みはFAXか郵送の2択でしたが、昨年秋頃からオンライン上で申し込みができるようになりました。
その際の流れともたついた点を振り返ってみたいと思います。
申し込みの流れ
旅行センターとのやりとりの流れは以下のような感じです。
- ツアー(旅行パック)を探す
- 申し込みをする
- ITS旅行センターから電話連絡
- 補助申請
- 旅行代金の連絡と支払い
- 旅行工程表とeチケット等の配達
ITS旅行センターで用意しているツアーだけでなく、旅行代理店によく置いてあるパンフレットからも選んで申し込むことが出来ます。
私は旅行代理店に置いてあるパンフレットから自分でパックを選びました。
ご存じの方も多いと思いますが、同じ時期でも、ツアーによってわりと値段が変わります。
私は2泊3日の旅行で、うち1泊はツアーのホテル泊で、もう1泊は妹宅に泊めてもらうことになっていたので、フリープランが申し込めて、ホテルもある程度移動に便利なところが良かったので、自分でパンフレットから探しました。
飛行機の便の時間によっても料金加算があるので、カレンダー料金の確認もしっかりと。
ホテルの場所もトータルの値段も納得できるツアーを見つけたら、ITS旅行センターに申込みをします。
まずはホテルや移動手段の空きがあるか確認してもらい、仮押さえをしてもらうことになります。
オンライン上での申し込みができると上で述べましたが、このときの入力項目が多いので、可能ならパソコンから入力することをお勧めします。
ホテル名や便名はもちろん、健康保険証の番号やパンフレットのコード類も入力するため、スマートフォンでの入力はちょっと大変でした。
営業日17時までに申し込みが完了すると、ITS旅行センターから申し込み可否の回答の電話があります。
問題がなければ、予約を確定してもらいます。
そして、この電話の翌営業日午前中までに、補助金の申請を再びオンラインから行います。
この申請によって、補助金を差し引いた旅行代金が確定します。
後日、請求書が郵送されてくるので、指定の銀行口座へ振り込みを行います。
※振込先は三井住友銀行のみで、現金以外の支払い方法は今のところ無いようです。
金額に間違いが無ければ、旅行出発の14~10日前を目安に旅行工程表等が配達されます。
あとは、当日を無事に迎えるだけです。
ちょっとした注意点
私個人の体感ですが、オンライン上で最初の申し込みをした後はバタバタした覚えがあるので、気を付けたほうが良いな、と思った点は以下の通りです。
電話に注意
旅行センターから予約可否の電話連絡がありますが、この電話の対応をしないと、予約手配をしてもらえません。
タイミング悪く、空いていた部屋や移動手段の座席が埋まってしまうということも考えられますので、着信には注意したほうが良いです。
補助申請を忘れずに
また、予約を進めてもらった後の補助申請も、翌営業日の午前中までに行わなければならないので要注意です。
土日を挟むようなら余裕もありますが、私はリマインダーに登録しておき、仕事から帰宅した当日中に申請しました。
期日までに支払いを
当たり前のことではありますが・・・
請求書が送られてくると、無事申し込めたんだな、と安心してしまいますが、支払いを行わなければ旅行には行けません。
旅行センターで振り込みの確認に時間を要する場合もあるので、早めに支払いを済ませてしまったほうが良いと思います。
また、これは申込み以前の話ですが、ITSで用意してくれているツアーとパンフレットの料金は似たり寄ったりです。
が、とはいえ、やはり微妙な違いはあるので、後から「こっちのほうが安かった」などモヤモヤしないように、ある程度はきちんと見比べて検討したほうが良いと思います。
終わりに
ITS旅行パックの申込みから旅費を支払うまでの流れをまとめてみました。
ここ一週間ほどの状況ではとても旅行という気分にはなれないかもしれませんが、補助が最大1万円受けられるというのは大きいと思います。
お得に旅行に行ける分、食事を少し背伸びしたり、お土産を奮発したり、ちょっといいホテルに泊まったり等、より満足感を得られるかなと思います。
ITS旅行センターのサイトにももちろん詳細が掲載されていますので、ぜひ一度訪問してみてください。
そして旅行がお好きな人は、対策と予防と周囲への配慮を万全にしたうえでお得に旅行しましょう。