お久しぶりです。所長です。
幕張メッセにて開催された「AWS Summit Japan」に参加してきました!
2024年6月20日(木)と21日(金)の2日開催のうち、初日の20日に行ってきました。
新入社員2名を自社のベテラン2名で引率して参加してきました。
今回リアルイベントに行こうかなと言い出した、NTです!
最初は無理に誘っちゃったかなと思いましたが、新しい技術や情報に触れて目を輝かしてくれていたので結果として良かったかなと自己満しておきますw
私の方からも一言書こうかなと思います。
例年こういったイベントには顔を出していて、直近だとAWSを触る機会が圧倒的に増えたというのもあり今回は参戦した運びとなります。
全体を通してやはりAIやLLM系の話題が多い中で気になったのはセキュリティについてでした。
不正アクセスやセキュリティインシデントが無いように事前にAWSのサービスを使用して事故を防ぐ取り組みが紹介されていました。
大手セキュリティ会社のセッションは常に満員でどこの会社もセキュリティにはアンテナを張っているんだなと実感しました。
とまあ私の話はこのくらいにしておいて、
ここから下はその新人2名によるブログになります。
どうも。新卒のshoです!
地元が千葉ということもあり、小中学生の頃はよく自転車で幕張メッセのイベントに行ってました。懐かしいですね。
なので電車で幕張メッセに来るのがとても新鮮でした。
先輩方のような素敵なブログにできるかはわかりませんが、ぜひ暖かい目で見てください!
まず、入場前なんですが、人の多さに圧倒されました。2日間合計で5万人以上の来場者ということで、とても盛り上がっていました。会場はHALL2〜6を使っており、セッションを聞くルームが
A〜Fと250以上の展示ブースがあり、かなり大規模なイベントとなってました。
お話を聞いたセッション・展示ブースを2つ紹介します。
「AWSと創る次の時代」
写真撮り忘れました、すみません…
国内外の企業の代表など計6人による基調講演で、様々な企業のAIやAWSなどを活用した事例や計画などを紹介していました。
その中でも特に印象に残ったのが、Amazon.comのCTOヴァーナー ボーガス氏の
「善を行いたければデータを民主化する必要がある」という発言です。
フィリピンなどの貧困地域では、地図がなく、災害時などの支援が行えないということがあったようです。なぜ地図がないのかというと地図を提供している企業がビジネス的に意味のある地域しかきちんとした地図を作らないからだそうです。
まあビジネスなので仕方ないことですよね、慈善事業ではないので。
そこでできたのがOpenStreetMapです。誰でも自由に地図を使えるようみんなでオープンデータの地理情報を作るプロジェクトです。みんなで作る地図のため、地図のウィキペディアとも呼ばれています。
日本でもアカウント登録さえすれば誰でも参加できます。
毎週土曜日にSlackでオンラインマッピングというものをやっていたり、観光しながら現地調査、マッピング、他のマッパー(地図を編集する人)の方々との懇親会などを行うマッピングパーティも定期的に開催されているのでこれを機に皆さん、マッパーになりましょう!!
「AWSクラウドによる車載ソフトウェア開発の高速化」
こちらも写真撮り忘れました、すみません…
近年の自動車ソフトウェア開発における課題として、豊富な機能をソフトウェアで実装することで、多数のツールを利用し、複雑な環境セットアップ、ハードウェアに依存した開発がありました。
そんな車載ソフトウェア開発にAWSクラウドを活用することによって仮想ECUによるハードウェアに依存しない開発が可能になり、実機に依存せず早期に開発でき、開発効率が向上します。
また、開発環境を仮想化することにより、環境構築や管理の手間を削減できたり、大規模シミュレーションや生成AIによる開発支援などもでき、メリットがとても大きいように感じました。
私自身、車は好きなのでこの事例で車載ソフトウェアが進化してほしいと思います。
shoからは以上となります。
人が多く、とても疲れましたが、身になったこともあったので、参加してよかったと思います。
研修期間のため、ほぼ缶詰状態だったのでいいリフレッシュにもなりました(笑)
7月5日(金)の19時まではセッションのオンデマンド配信や、資料が見れるので気になった方は、是非見てみてください。
ここからは、Yoshiに託します。
こんにちは!
ただいま託されました新入社員のYoshiです!
私は高校生の時にゲームイベントに参加する為に幕張メッセに行きましたので、
約6年ぶりになります。
私も「AWSと創る次の時代」という講演に参加して、
Amazon.com, IncのCTO兼バイスプレジデントである、ヴァーナー ボーガス氏が紹介した
「AIが機能し始めたら もはや誰もAIと呼ばなくなるだろう」という発言が印象に残りました。
この発言をした人は、1956年に世界で初めてAIという用語を使った
ジョン マッカーシー氏と仰っていました。
現在はAIという言葉がたくさん使われていますが、AIがさらに浸透すれば、
この言葉はだんだん使われなくなり、単に「機能」等と呼ばれるようになるかもしれません。
また、私は会場に様々な種類のブースがある中で、Industry Zoneにあったゲーム業界向けブースや
企業ブースで説明を聞きました。
ゲーム業界向けブースでは、
「Amazon IVS(Interactive Video Service)」についての説明を聞きました。
Amazon IVSは、世界中の視聴者が低レイテンシーまたはリアルタイムの動画を
利用できるようにするマネージド型ライブストリーミングソリューションです。
これにより、魅力的なライブ体験を実現できます。
(https://aws.amazon.com/jp/ivs/)
Amazon IVSを使うことによって、Unityで作られたゲームの画面を生配信することができます。
ゲームキャラクターを動かす為にキーボードを押してから、
視聴者の画面に反映されるまでの遅延が、ほぼ無かったと思いました。
(写真に載っているQRコードを読み込むともらえる資料には、ホストから視聴者まで300ms以下の遅延で配信が可能と書かれていました)
また、企業ブースでトレンドマイクロの、
ランサムウェアからAmazon S3やAPIから守る方法などについての説明を聞きました。
説明が終わったら、事前に参加者約15人に配られていた券で、
1000円分のAmazonギフトカードの抽選が行われました。
私は”なぜか”当たる気がしました。
当たっちゃいました笑
嬉しい気持ちよりも不思議な気持ちが勝ちました。
しかも抽選券の番号が「7」ということで、二重で運が良かったです。
なので帰りに宝くじを買ったら、
なんと、、、、、
1等が当たりましたーーーーー嘘ですごめんなさい…
また、21日にオンラインで、「Nintendo Switch™ 向けプッシュ通知システムのリプレイス事例」
についての説明を聞きました。
プッシュ通知システムは2017年にサービスインしたが、長期運用を見据えて、
2024年に、よりクラウドネイティブなシステムにリプレイスしたとのことでした。
スクショを1枚にすると文字がぼやけて見づらくなってしまう為、2枚になってしまいました。
他の図を見ると、プッシュ通知システムを新しくする時に、DBサービスを、
Amazon RDS(Relational Database Service)から、
Amazon DynamoDBに変えたことに気付きました。
その為、2017年から2024年の間で、
DBMSを「RDBMSからNoSQL」に変えていることに気付きました。
Yoshiからは以上です。
今回のAWS Summitは面白かったので、次も参加しようと思いました。
ご覧いただきありがとうございました!!
新人2名によるブログはいかがでしたでしょうか?
色々なセッションに参加して最新情報を得たり、興味あるブースで話を聞いたりと、
足は疲れましたが、とても有意義な時間でした。また機会があれば、行きたいと思います。
ではまたどこかで会いましょう! 所長でした