はじめに
皆さんは、技術や言語を新たに習得していきたい、というとき、どのように勉強していますか?
本を読む、動画サービスを視聴する、手を動かす、いろいろあると思います。
学生の勉強と同じで自分に合った勉強方法というものもあるでしょう。
少し前に経験のない言語での改修を求められ、少しもどかしい思いをしたので、勉強をする、ということ踏まえて振り返って考えてみたいと思います。
私の勉強方法
最初に言い訳をするのは心苦しいのですが、私は普通高校を出て文学系の大学を卒業し、新卒で入社したのがシステム開発の会社でした。
ですので、就職するまで、プログラミング経験がありませんでした。
ただ、中高のあたりでケータイ小説が流行しインターネットが急速に身近なものになってきていて、ホームページを作って友人と見せ合ったりなどはしていました。
就職直後は、大きい会社の新人研修に参加し勉強しましたが、その後は自力で勉強するのみです。
私は字だけだと頭に入ってこないので、図解や優しめの説明が多い本を選んだり、自分のノートPCに簡易環境を構築して手を動かす方法が自分には合っていると思っています。
手を動かす場合は、CD-ROMが付属している本を買うこともありますが、@ITの初心者向け連載記事を順に追っていくこともあります。
サイトの記事を手でノートに書き写すといったこともしていました。
あとは、タイミングがあればですが、自分の言葉で人に説明するという方法もよかったです。
タイムリーにそのような場がないときは、口に出して読み上げてみるだけでも、ただ目で追うよりは良いです。
ただ、やはり実業務で学んだりしたことのほうが、経験値として積み重なっているなあとは感じています。
反省
最初に述べた通り、少し前に実務経験のない言語で構築されたシステムの改修を担当していました。
ほとんどがレイアウト調整等の簡単なものだったので、がっつり勉強はしていませんでした。
経験がないとはいえ、なんとなくコードは追えたから、というのもあります。
スケジュールも切迫してはおらず、その場で調べながら対応していける状況ということもあって、使用したことのない言語でも深刻には考えていませんでした。
今振り返ると甘かったなあと思うのですが、途中から、どう調べてもいじくっても改善できない課題に突入し、1週間ほど費やしてしまいました。
もちろん、現場のリーダーには悪化する前から状況を報告しています。
というか、悪化しないように「調べながらいろいろ試しているがパッとしない」、「今日の進捗はない」等お伝えしてはいましたが、「引き続き調べてみてほしい」という回答が続き、日数が経ってしまったという感じです。
しかし、この案件にアサインした当初から、もっとしっかり勉強をしていれば結果が変わったかもしれません。
結局、分からない部分をリーダーに引き取ってもらい、私は実施可能な試験を進めることになりました。
もう少し初めから勉強していれば、もっと力になれたかもしれないと考えると後悔の念が膨らみます。
まとめ
とはいえ時間は戻せないので、この反省を次に活かしていくのみです。
新しい言語や技術を業務で扱うとき、すぐには必要ないかもしれないけれども、勉強は始めておく。
うっすらでも知っていることと、1ミリも知らないことには結構差があると思います。
その時影響はなくても追々知識が役立つということもあるでしょう。
日中は仕事をして夜や休日に勉強することは確かにちょっと嫌です。休みたい。遊びたい。寝たい。
その時の状況や事情もあると思います。
ただ、やらないといつまでもできないままなので、軽い気持ちで少しづつ続けていけたらと思います。