海外1人旅をした話

この記事は、エンジニアと愉快な仲間たち Advent Calendar 2025の8日目の記事です。

こんにちは、As.です。
今年、○年ぶり(※○が1桁の数字とは限らない)に海外旅行をしました。
ちなみに私は車の免許を持っていないので、長らくパスポート=写真付き身分証明書代わりだったので、ちゃんと旅行用途で使うのが久々すぎて、指紋認証とか、パスポートにスタンプ押さないとか、諸々浦島太郎すぎてびっくりです。
国内はあちこち(主に推し活で)1人旅をしていますが、海外は初。もちろん(?)特に英語が堪能というわけでもなく、これで行けるのだろうか…。

結論としては、なんとなく乗り切れた感じでした。

まず英語。
APIなどの仕様書や、エラーメッセージなんかで英文を見慣れているせいか、意外と『読める』感じがしました。エンジニアであることを、ちょっぴり感謝した瞬間でもあります。
ヒアリングは、100パーセントできるわけではないけど、重要な単語さえ聞き取れれば、あとはシチュエーションから類推して『たぶん、こんな感じだろ!』で乗り切りました。うん、ノリと勢いって大事。(あとは相手が「こいつの英語ダメだな」と察してゆっくり、簡単な単語で喋ってくれたのも大きいです)

もちろん、翻訳ツールも使いました。
個人的には、Google翻訳が一番便利で良かったと思います。精度は、多少イマイチな部分(堅苦しい文章になるときも多々)もあるけれど、そこはそれ。
まず利点としては、言語パックをダウンロードしておくと、テキスト翻訳はオフラインでも可能なことです。つまりネット回線OFFにしている飛行機の中でも使えるのです。
音声を聞き取っての翻訳や、画像読み取り翻訳(Googleレンズ)はNGですが、テキスト翻訳できるだけでもありがたいです。他の翻訳ツール類は『ネット接続大前提』となっているものが多いので、とりあえず入れておくと安心感がありますのでオススメです。

あと海外に行くことを決めた後は、YouTubeなどで「聞き流し英会話」系の動画を日常のBGMにしてみたり、旅行英会話をざっくり復習してみたり(※覚えたとは言えない)多少の努力はしています。また、渡航先の情報もネットを中心に読み漁ってみるなるなどの備えも、それなりにしたことはお伝えしておきますね。
まったくの「事前知識なし」向かうのは、さすがに無謀かと。

とはいえ、現地に行ってしまったら、あとは迷うことなく全力で楽しみました。
そして向こうでの滞在中に実感したのは『下手にオドオドするのは良くない』ということでした。

自信なさげに歩いていたり、観光マップばかり見ていると、私はココに不慣れな人間ですーーと、看板を提げて歩いていることに他なりません。
要するにスリなどに狙われやすくなるリスクが高まると思っています。
あと、よく「ブランド物は避けろ」という警鐘を見かけますが、確かにそうだなぁと思いました。
ちなみに私は、ユニクロ・無印などのお手軽アイテム中心のワードロープでした。一応「ドレスコードでスマートカジュアルが要求されそうなお店」に行くときのために、ワンピースとローヒール靴も持参しましたが、普段はTシャツ+ジョガーパンツみたいな、地元でスーパーに行くのと変わらない格好で闊歩していました。

アジアだと、現地の人と見た目がそんなに大きく変わらないので、行動次第でかなり埋没できます。とある有名観光地では『歓迎〇〇』的なチラシを配っている人たち(※複数名)にチラ見された後、完全スルーされました。
ちなみにそのあと、私が観光客向けの飲食店で買い物をしているのを見て『あっ、もしかしてコイツ観光客だった!?』と認識されたようで、改めてチラシを差し出されたけど、さすがにお断りしました(笑)。
他にも、子供がぶつかってきたとき、お母さんに「ほら、Sorryって謝って!」と言われたりとか。(大丈夫ですよ~と日本語で返したらびっくりされたんですけど、何故だ)

こんな感じだったよ~と帰国後に友人たちに話したら「そりゃもう完全に現地に溶け込んでるわ」と爆笑されました。
でも、なんとなく安全そうでいいですよね?

今年、私の行った旅行先はシンガポールと台湾でしたので、どちらも治安は良い国です。
それでも、やはり危ないなぁと思う場所はあるし、油断は許されません。

最近よく聞くのは「道を聞くふりをして物を盗む」というケースです。
確かに道は(海外でも)よく聞かれるけど、コロナの時期の名残で、ソーシャルディスタンスのキープーー知らない人が話しかけつつ近寄ってきたら、なんとなく一歩下がるーーをする癖がついてるので、その辺は遭遇しなかった感じでした。
というか、私が一歩下がると、向こうも気づいて足を止めて距離を保ってくれたので、普通に道に迷った人だったんだろうなぁ~と思っています。

もちろん、といっては何ですが、トラブルも幾つかありました。

シンガポールへ行ったときの帰国便が、シンガポール→マレーシア→日本、と、乗り継ぎアリの路程だったのですが、シンガポールから乗るはずの飛行機(折り返して飛ぶ系の)が到着遅延。
搭乗ゲートも変更になったのですが、この時の飛行機は海外の航空会社で、スタッフの説明は英語&マレー語のみ。しかも、めっちゃ早口で聞き取れない……。かろうじて「delay」と「gate changed」を聞き取ることができたくらいで、ちゃんと日本に帰れるんだろうか? と、めちゃくちゃ不安になりました。

ちなみに飛行機は2時間遅れで出発し、日本にも無事帰ってくることができましたが、語学力不足を痛感した瞬間でもありました。
…まあ、そこからあまり成長してないけどね!

ちなみに、このトラブルを経て学んだのは、聞きたいことを紙に(英文で)書いて見せたあと、相手の返事をスマホの翻訳ツールで聞き取るーーというのが、一番お互いに誤訳が少なくてすみそうだな、ということかもしれません。
このやり方は、そのあとも何度か別の場所でも役立ちましたので、オススメしておきますね。

安全に、でも、心から旅を楽しむためには、何をするべきか。
それを常に意識して過ごすように心がければ、海外1人旅はとても面白いものだと思います。

1人旅のメリットは、1人であること。つまり己の体調や都合だけで、スケジュールの変更がしやすい点にあるかもしれません。

もういい年なので(笑)遊び歩くと疲労も溜まりやすいし、回復も遅くなってきました。
「ちょっと疲れたし、朝ゆっくりホテルで寝てから行動開始しようかな」とか「雨が酷いから、予定入れ替えて屋内移動できるところから回ろうかな」なんて予定の変更も即決できるし、初日に行った屋台が美味しかったから、もう一回行っちゃおうかな~なんてのも、心の赴くままに動けます。

誰かと共に旅をして、感動や喜びを分かち合うのも楽しいです。
国内旅行(という名のバスケ観戦遠征)では、同じチーム・選手を応援する友人たちと現地で合流して夕飯を食べたり、帰りの時間を合わせて、楽しく試合の感想を話しながら帰るーーなんてこともしています。
年明け1月には、バスケのオールスター戦が長崎であるので、何か美味しいものを食べよ~なんて話も始めていて、今からとても楽しみです。

ただ、一人だからこそ生まれる出会いもあるし、そういった一期一会的な時間が楽しめることが、私にとって最大の『1人旅の魅力』なようです。

海外を旅することは、新鮮な驚きと発見に満ちていました。
来年もまた、旅に出られたら良いなと思っています。

最後にスマホでの撮影ですが、旅の思い出を数枚シェアします。


シンガポール、マリーナベイサンズ

シンガポール、「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」のスーパーツリー

シンガーポール、チャンギ空港の有名な滝

台湾の夜市

高いビルとして有名な台北101を臨む風景

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