一年がたつのはあっという間ですね。
①まあ、そこそこうまくいった太陽光発電の話
電気が高くなったので、太陽光発電をまたやろうかと考えました。20年ほど前は高値で電力会社が電気を買い取ってくれる時代でしたので、その時住んでいた家では、かなり大きな太陽光パネルで設置して発電し、特に春先はボロ儲けでしたが今はまったく高く買い取ってもらえないので、昨年から引っ越してきた今の家での設置にはどうも踏み切れずにいました。
メーカーは東京都の補助金使って蓄電池を加えて買うと良いと、いろいろ営業トークして来たのですが、本当か?と信じられないものの、200万円とかすごい補助金の額を聞くとこちらも涎が出るのですが、 何せ我が家の屋根は北向きなので提案してくる発電量は疑わしく、やはりどうも信用できなかったので、ここは我慢ときっぱり諦めていたのです。
南向きの屋根に置けるスペースはパネル2畳程度の場所でしかなく、 そのレベルでは蓄電なども期待できないため家の配線につないでも 意味がないと思ったこともあります。
そうはいうものの何かやりたかったので、夜中フル回転の寝室の空調だけ賄えばよいと腹を決め、 専用の配線を自分で設置しようと思ったわけです。
ネットの記事を参考に一生懸命計算して、下記部品を買い集め総額10万円ほどででした。
完全に家の中の電気の配線とは分断したエアコン接続だけの構成です。
写真:上から順に、太陽光パネル、蓄電池200AH分とインバーター、発電メーター
購入したもの
・200W ソーラーパネル 2枚
・インバーター Temuで中華製の5000Wの安物を輸入
(日本で売っているものの1/3の値段だったのでこれが一番心配だった)
・リン酸鉄リチウム電池 リチウムイオンバッテリー 12V 100AH 2台
・その他ケーブルなど
設置も屋根に据え付けるのはちょっと怖かったですが(一枚目の写真)、 3時間ほどで終わり、いざバッテリー接続(2枚目の写真が100Aバッテリー2台とインバータ)です。
はじめ日中は太陽光発電の充電ですが、丸一日で満タンになったので夜になってエアコンのスイッチオン。
するとしっかり朝まで冷えてくれました。これで10月まで電気代0で夜はエアコンのお世話になることが できました。
昼間エアコン付けちゃうと夜まで電池がもたないのでその時はコンセントを通常の電気に差し替えというのがかったるいですがまあ我慢しましょう。
最近は寒くなったので暖房での挑戦ですがこれは寝るまでと朝起きるとき 1時間程度あれば事足りるので雨さえ降らなければ電気代0です。
誤算だったのは空調がフル回転になると、 インバーターのファンが自動的に回りだしてこの騒音がうるさい。
夜中に動かすにはもっと何とかしたく屋外に設置しなおすことも考えたものの、配線が面倒くさく悩んでいました。しかし、 だんだん音に慣れて眠れるようになってしまったのと、インバーターが熱で壊れる事例が多いことを考えればファンが回るのは仕方がないとあきらめて、今ではどうで もよくなり一応満足です。
②恐ろしかった話
私は社会人になってから仙台とのかかわりが長いもので我が家の車は冬には必ずス タッドレスタイヤを履く必要があり、40年近く自分でタイヤ交換をするのが11月末のお決まりの行事で今までは何の問題もありませんでした。
今年も、この冬用のスタッドレスに履き替えてから箱根に行き帰路の自宅近くまできてのことです。急にがたがたと車がガタつきはじめ、何か轢いてしまったかと 恐ろしくなり止めて確認してもわからない。たまたま車検をやってもらったディーラーも近いこともあり時速2 0k以下の低速で走っていき見てもらいました。
すると左のタイヤのボルトが緩んでタイヤが5ミリぐらい左右 にガタガタと遊んでいたのです。
整備士の人は呆れていましたが、 これが東名で100k以上で飛ばしている時でなかったのが不幸中 の幸い。
その時に発生すれば、はずれて自分が生きていたかどうか、こんなことを書いていられたかどうかだけでなく、 巻き添えの被害者を作っていたかもしれないのです。
年齢のせいで力が弱り締めが甘かったのかもしれません。
皆様もお気を付けを。
タイヤのナットは車輪の回転とねじが逆だから特に左車輪が緩みやすいという話を聞いて妙に感心してしまいましたが、考えただけでも恐ろしい事件でした。毎年、年令とともに足腰に来るのでこれが自分での交換は最後で、次はオートバックス行きか?と考えるのですが費用というか待ち時間を考えるとどうしても自分でやってしまうのでした。来春は気を付けます。