この記事は、エンジニアと愉快な仲間たち Advent Calendar 2025の6日目の記事です。
8年くらい前、営業職からエンジニアにキャリアチェンジした頃。
この本を先輩方に勧められました。
一度、kindleには入れたものの、いつも最初の方で挫折していました。
お勧めしてくださった先輩たちは、とても意識が高く、私は全然その意識についていけなかった人でした。
(※グロースアンドコミュニケーションズの話ではなく、前に勤めていた自社開発時代の先輩です)
だから最初の方でいろいろと挫折して、大変な思い(自業自得で)をし、、、と、
おっと!自虐ネタになってしまうので、この記事では語るのはやめときますね!!笑
この本は、「エンジニア必読!!」と色んなところに書かれているほど有名な本です。
もしかしたら、この記事を読んでいる方の中には既に読まれている方もいるかもしれませんね。
意識高いですね!
エンジニア向け、と言いつつも、
内容は、人生そのものの話、投資の話、筋肉の話、精神の話、、、など、
どんなことにも使えるライフハックみたいな内容になっています。
エンジニアでは無い人にも、とてもお勧めできる本。
特に私が印象に残っている言葉をご紹介します。
(他にも沢山あるのですが、是非それはお手にとって確認してください!!)
「ソフトウェア開発者を含む多くの人々は、自らの目標が何か、人生で何を達成しようと思っているのかを具体的に認識せずに、ただずるずると流されている」
「批判しない」
「できる限り多くのことを学び、できる限り柔軟な開発者になろう。同時に、専門分野を持って自分をユニークな存在として目立たせることも大切だ。」
「プロになること」
「選択肢を制限するなということだ」
印象に残ったメモにある言葉たちをまとめると、
ソフトウェア開発者は、
目標を持って自ら学び、
専門性を持ちながらも、幅広い知識を持ち、選択肢を広げることが大事。←所謂、フルスタック
ということなのだと思います。
そこで、また少し8年前の話に戻りますが、
意識高い先輩は、
「フルスタックになってください。
フルスタックとは、
一つ、専門性が高いものを持ちつつも、広く他の分野に対しても知識を持っていることです。
最近、AIがほとんどソースを書いてくれるからと言ってAIを多用するエンジニアもいますが、
そんなの、エンジニアじゃ無い。
いいですか。あなたたちは、ゆっくり学べるぬるま湯の環境にいるのです。
エンジニアはそんなに甘くないのです。」
と仰っていました。(今でも忘れない。怖すぎて。)
そんな意識高い先輩は、元々はフリーランスで、今の私と同じようなSESの仕事をしていたようです。
きっと、色々と揉まれてきたのでしょう。
確かに、先輩のように、技術力に長けている方は、エンジニアとして強いです。
本当に尊敬する。
しかし、SOFT SKILLSでも重要視している、
「協調性」「批判しない」など、人に対するスキルも重要だったのでは無いかと思います。
それは先輩だけではなく、私自身に対してもです。
人間力と技術力があって、やっと開発者として上手く生きていけるのだなぁ、、、というのが、
完読後の私の感想です。
今後のキャリアに迷われている方、ぜひ読んで下さい。





